複数の糸を引き揃えてセーターを編むと、出来上がったセーターの重さはどのくらいになるでしょうか?
事前にセーターの重さが予想できたら、便利だと思いませんか?
じつは、とても簡単に計算できるのです!
- Mominoki YarnのGerman Merino Light
- ウール、もしくはアルパカの lace weightの糸
- ダルマのシルクモヘア
を1本ずつ使って編むセーターを想定してみました。
White Mountains のSサイズを編むとどのくらいの重さに仕上がるか、計算してみます。
最初にそれぞれの糸の1メートルあたりの重さを計算します。
糸の「重さ」を「長さ」で割ります。
「重さ」÷「長さ」です。
それぞれの糸の1メートルあたりの重さの合計が、3本の糸を引き揃えたときの1メートルあたりの重さです。
この引き揃えでは、1メートルあたり0.502gです。
もう一つ必要な数字は、セーターを編むのに必要な糸長です。White MountainsのSサイズだと、680mの糸が必要です。
「1メートルあたりの糸の重さ」と「セーターの糸長」を掛け算します。
「1メートルあたりの糸の重さ」×「セーターの糸長」の計算結果が、出来上がったセーターのおおよその重さです。
私が並太糸(Worsted weight)を使ったセーターのパターンを作る時はSサイズのサンプルが350gくらいに収まるのを目標にしています。
重くても400以下になるように、出来れば300g以下になって欲しいなあと思いながら、糸やゲージ、模様を考えていきます。
下のフォームで、引き揃えで編むセーターの重さを計算することができます。セーターを編むのに必要な糸長、引き揃えに使う予定の糸の長さと重さを入力していくと、出来上がったセーターの重さが出てくるように作ってみました。
最大7本の引き揃えまで計算できるので、よかったら使ってみて下さいね。お役に立てると嬉しいです。