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ブリオッシュステッチ

以下の動画はブリオッシュステッチを使った帽子、 Frost on Leaves(霜の花模様の帽子)のために作りました.

frost-on-leaves-finish-object

おまけ

ブリオッシュステッチはかけ目があるため、途中までほどいて再び目を拾うのは、けっこう大変な作業です。以下のような手順で目を拾うと、この作業が、ずいぶん簡単になりますので、運悪く間違ってほどくことになったときはお試しください。

1、かけ目は拾わずに、表目と裏目だけ拾います。
2、次の段を編むとき、一緒にかけ目を拾いながら編みます。

ブリオッシュステッチって何? という方のために、大雑把に説明してみます。

この帽子は輪編みで編んでいきます。

輪編みで、一目ゴム編み(1×1 rib = k1p1 rib)を編むところを想像してみて下さい。

そのときに、

  1. 表目(k)だけ編みながら(裏目はすべり目= slipしながら)一周編みます。
  2. 裏目(p)だけ編みながら(表目はすべり目= slipしながら)一周編みます。

基本はこの2つの繰り返しです。

すべり目に、ちょっとだけひと工夫します。

すべり目(slip)するときに、糸をかけ目に(YO)します。すべり目(slip)&かけ目(YO)が、いつも1セットになっているのがブリオッシュステッチの特徴です。

この1セットをイラストにするとこんなかんじです。
frost-on-leaves-sl-yf-yo-mimi

すべり目(slip)&かけ目(YO)の1セットになったものを、次の段で一緒に編みます。

表編みの場合、1セットをまとめて表編みします。
frost-on-leaves-br-k-mini

裏編みの場合、1セットをまとめて裏編みします。
frost-on-leaves-br-p-mini

表の段だと、

  1. すべり目(slip)&かけ目(YO)の1セット
  2. 前の段の1セットをまとめて表編み

を一目ずつ交互に編みます。

① これと
frost-on-leaves-sl-yf-yo-mimi

② これを
frost-on-leaves-br-k-mini

交互に編むということです。

動画にするとこうなります。表の段のバージョンです。

Frost on Leavesは2色の毛糸を使って、一段ごとに、色を交互に変えながら編みます。

基本の2つの段に、模様にするために、増し目、減らし目が加わります。

増し目と減らし目も、それぞれ動画を作ってありますので参考にして下さいね。

一人でも多くの方が、無事に編み終わることが出来ますように…。